亡くなった彼は、僕が小学生の頃からよく遊び、親しくしていた親友です。
僕らも もぉいい年になり、お互いに家庭を持つ中でなかなか会うことも少なくなってしまっていましたが、それでも数年に一度会ったときは、気兼ねなくしゃべることが出来る唯一の友達でした。
本当に急なことで、最初に電話を受けた時は、『うそ⁈』と思わず大声で言ってしまいました。
電話を受けた次の日が通夜。 僕は仕事でしたが半休を取り、彼に会いに行きました。
その日は金曜日で、そのまま2日間の休みになりましたが、休みの間はずっと彼との昔のことが思い出され、その中でメロディーと歌詞が浮かび、すぐに曲を作って2日後には奥さんに曲をお渡ししました。
その時に作った曲を、即興の弾き語りですがここに載せます。
よろしければ聞いてみてください。
【懐かしさに】
懐かしさに
作詞作曲：Shinmei
懐かしさに 思いを馳せ くだらない事に 夢中だったさ
あの頃も今も 変わらずに いつでも会えると思ってた
気付けばいつも 一緒だったな 何もなくても つるんでたな
ブランコに乗り 靴飛ばし どこまでも 走り回ってた
今でも あの頃 と 変わらず お喋りして
それでも 酒を酌み交わし たしなむ歳に お互いに なって
少しは 大人らしく 成長したのかな
そんな事を 口にする前に いなくなるなんて ちょっと早く ないかな・・・
時を刻み 背負うものも増え 会う機会も 少なくなったさ
それでも 会えば お互いに あの頃に戻っていた
お前がいないと あの頃に 戻れないよ
何も なくっても それでよかったよ 楽しく笑いあえた
今更 悔やむよ もう一度会いたかった
酒を酌み交わし 語り合う刻が あまりに あっけなく なくなってしまうなんて
懐かしさに 思いを馳せ くだらない事に 夢中だったさ
あの頃も 今も 変わらずに 時計は 止まったままさ・・・
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